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120報以上の文献使用実績！オワンクラゲ由来のGFPとは異なる系統の緑色蛍光タンパク質を検出 mNeonGreen 抗体（クローン番号：32F6）

メーカー名：Proteintech Group, Inc.

mNeonGreen 抗体（Anti mNeonGreen antibody）は、mNeonGreen蛍光タンパク質（excitation/emission=506 nm/517 nm）を検出するマウスモノクローナル抗体です。

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背景

mNeonGreenとは?

mNeonGreenは、頭索動物（脊索動物の一種であり、脊索はあるが背骨がない海生無脊椎動物）に分類されるニシナメクジウオ（Branchiostoma lanceolatum）に由来する、2013年に公開された単量体の黄緑色蛍光タンパク質です［FPbase：mNeonGreen 外部リンク、PMID：23524392 ］。現在広く利用されているGFP（Green Fluorescent Protein、緑色蛍光タンパク質）は、オワンクラゲ（Aequorea Victoria）から単離された蛍光タンパク質である一方、mNeonGreenは、クラゲ由来の蛍光タンパク質とは進化的に遠い関係にあります。そのため、蛍光タンパク質を構成するアミノ酸配列の相同性は、mNeonGreenと一般的なGFPバリアント間で約20～25%程度にすぎません。mNeonGreenは、最も一般的に使用されている緑色および黄色蛍光タンパク質よりも優れた光学特性を有しており、一般的なイメージング、FRETプローブ、および超解像イメージング等のアプリケーションにおける有用性が期待されています［PMID：23524392 外部リンク］。

［参考ブログ記事］mNeonGreen vs GFP
（mNeonGreen：オワンクラゲ由来のGFPタンパク質とは異なる系統の緑色蛍光タンパク質）

■ Proteintech Group（プロテインテック）とは?

Proteintech Group, Inc.（プロテインテック）社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン（www.ptglab.co.jp 外部リンク）が担当しています。

全てオリジナル商品：自社ラボで製造、検証済み（購入後1年間の交換保証付き）
数多くの評判：国内・海外における累計130,300報以上の論文使用実績（2025年4月現在）
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プロテインテックは「世界で評価されている抗体サプライヤー」

プロテインテックは、引用数ランキング付き抗体検索サイトを運営する英国の「CiteAb 外部リンク」が主催する「2025 CiteAb Awards」において「Researchers' choice（研究者の選択）」部門および「Educational Resource of the Year（今年の教育リソース）」部門の受賞者として選出されました。優れた品質と製品ラインアップに加え、カスタマーサービスや教育コンテンツが高く評価されています。

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特長

■ モノクローナル抗体
商品名	mNeonGreen 抗体（Anti mNeonGreen antibody）
品番	32f6-20/32f6-100
タイプ	マウスモノクローナル
交差種	-
アプリケーション	IF（免疫蛍光染色）、ELISA （※ WB（ウェスタンブロット）への適用は、複数の文献使用実績が示されている一方、サンプルや実験条件によっては再現性を得られないことが一部ユーザー様より報告されているため、現在は推奨していません。）
標識	非標識
別名	mNeonGreen, multimeric yellow fluorescence protein, mNeonGreen tag 抗体参考資料：各蛍光タンパク質への特異性
GeneID （遺伝子データベース情報）	-
抗原	-
アイソタイプ	IgG2c
バッファー	PBS, preservative: 0.09 % Sodium azide
精製方法	Protein A purified
KD/KO 検証	-
保存方法	Upon receipt store at 4℃. Stable for one year.

その他

■ mNeonGreen 抗体（クローン番号：32F6）アプリケーション参考資料

［データシート］mNeonGreen 抗体（クローン番号：32F6）

よくある質問 FAQ

【01】mNeonGreen 抗体（クローン番号：32F6）はEGFPを認識しますか?

いいえ、mNeonGreen 抗体（クローン番号：32F6）はEGFPに交差反応を示しません。mNeonGreen 外部リンクとEGFP は、由来が異なり、ほとんど相同性が無いためです。

使用例

■ mNeonGreen モノクローナル抗体（品番：32f6-20/32f6-100）

Immunostaining of HeLa cells transiently expressing mNeonGreen fused to Actin Chromobody (green) with 32F6 anti-mNeonGreen antibody (red). Merge image shows overlay of green and red channels and DAPI (blus). Scale bar, 10 µm

図1
Immunostaining of HeLa cells transiently expressing mNeonGreen fused to Actin Chromobody (green) with 32F6 anti-mNeonGreen antibody (red). Merge image shows overlay of green and red channels and DAPI (blus). Scale bar, 10 µm

Immunostaining of Drosphila embryos expressing an mNeonGreen tagged protein. Left mNeonGreen, right anti-mNeonGreen antibody 32F6. Corutesy Clara Sidor, MRC-LMB

図2
Immunostaining of Drosphila embryos expressing an mNeonGreen tagged protein. Left mNeonGreen, right anti-mNeonGreen antibody 32F6. Corutesy Clara Sidor, MRC-LMB