GFPタンパク質とは?
緑色蛍光タンパク質(GFP:Green fluorescence protein)は、青色光(励起ピーク:395nm)によって励起された場合に、緑色光(蛍光ピーク:509nm)を放射する、オワンクラゲ由来の238アミノ酸残基(26.9kDa)からなるタンパク質です。GFPは、その固有の蛍光を生細胞内で視覚化できるため、細胞生物学実験において非常に貴重なツールとなっています。
EGFPは、64残基目のPheをLeuに、65残基目のSerをThrにアミノ酸置換してあります(GFPmut1 として公開されています。PMID:8707053)。EGFPは、野生型GFP(wtGFP)とは対照的に、単一で強い赤色シフトの励起ピーク(488nm)を有します。GFPmut1は、488nmで励起されたとき、その消光係数(Em)の増加のため、wtGFPよりも35倍強い蛍光を発します。プロテインテックのGFPウサギポリクローナル抗体(品番:50430-2-AP)は、全長のeGFPに対して作製され、S65T-GFP、RS-GFP、YFP、CFPおよびeGFPなどのオワンクラゲGFPの全ての変異体を検出します。また、抗GFPモノクローナル抗体(品番:66002-1-Ig )は、GFPタグ、eGFPタグ、eYPFタグ、CFPタグまたはYFPタグを検出します。
■ Proteintech Group(プロテインテック)とは?
Proteintech Group, Inc.(プロテインテック)社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン(www.ptglab.co.jp
)が担当しています。
- 全てオリジナル商品:自社ラボで製造、検証済み(購入後1年間の交換保証付き)
- 数多くの評判:国内・海外における累計145,900報以上の論文使用実績(2025年11月現在)
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