• ホーム
  • 脳疾患の病理学的シグナル伝達カスケードの頂点に位置する炎症性サイトカイン

脳疾患の病理学的シグナル伝達カスケードの頂点に位置する炎症性サイトカイン

Inflammatory Cytokines at the Summits of Pathological Signal Cascades in Brain Diseases

Perspectives

Sci. Signal., 15 January 2013
Vol. 6, Issue 258, p. pe3
[DOI: 10.1126/scisignal.2003898]

Lawrence Steinman*

Departments of Pediatrics and Neurology and Neurological Sciences, Stanford University, Beckman Center for Molecular Medicine, Stanford, CA 94305–5316, USA.

* Corresponding author. E-mail: steinman@stanford.edu

要約:脳の免疫学的疾患における病理学的シグナル伝達カスケードの階層構造を考慮すれば、ある種のサイトカインがその存在によって特定の疾患の発生または経過を決定する病態生理学的に重要な頂点に位置していると考えられる。インターロイキン1(IL-1)、IL-6、IL-17、および腫瘍壊死因子は、特定の脳疾患における炎症の発生に重要である。これらのサイトカインまたはその受容体を標的とすることによって、いくつかの神経疾患の経過を変えられるが、その影響は有益にも有害にもなりえる。

L. Steinman, Inflammatory Cytokines at the Summits of Pathological Signal Cascades in Brain Diseases. Sci. Signal. 6, pe3 (2013).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

英語原文を見る

2013年1月15日号

Editor's Choice

喘息
気道の過剰収縮を防ぐ

Research Resources

皮膚炎症での血管透過性亢進と補体活性化におけるタンパク質分解のシステムレベルでの解析

ゲノムワイドsiRNAスクリーニングによってNOD2シグナル伝達経路およびNF-κBシグナル伝達経路の正と負の調節因子が明らかになる

Perspectives

人生の裏側(FLIP side)

脳疾患の病理学的シグナル伝達カスケードの頂点に位置する炎症性サイトカイン

最新のPerspectives記事

2017年7月4日号

発見から25年強が過ぎたAKTに関する展望

2016年10月18日号

WNKキナーゼに固有の構造的特徴を活用して治療的阻害を達成する

2016年4月26日号

Ca2+透過性AMPA受容体、キナーゼPKAおよびホスファターゼPP2BはシナプスのLTPおよびLTDにおいてどのような結び付きがあるか

2016年4月5日号

IP3受容体:4つのIP3でチャネルを開く

2015年11月3日号

発がん性PI3Kαが乳房上皮細胞の多能性を促進する