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T細胞受容体の刺激はヤヌスキナーゼ1を標的とするマイクロRNA miR-17 の発現を誘導することによりIL-7受容体シグナル伝達を阻害する

T cell receptor stimulation impairs IL-7 receptor signaling by inducing expression of the microRNA miR-17 to target Janus kinase 1

Research Article

Sci. Signal., 26 August 2014
Vol. 7, Issue 340, p. ra83
DOI: 10.1126/scisignal.2005221

Gil Katz*,†, Leonid A. Pobezinsky, Susanna Jeurling, Miho Shinzawa, Francois Van Laethem, and Alfred Singer

Experimental Immunology Branch, National Cancer Institute, National Institutes of Health, 9000 Rockville Pike, Bethesda, MD 20892, USA.

Corresponding author. E-mail: singera@mail.nih.gov

* Present address: Department of Pharmacology, Uniformed Services University of the Health Sciences, Bethesda, MD 20814, USA.

These authors contributed equally to this work.

要約 T細胞受容体(TCR)によるインターロイキン-7(IL-7)シグナル伝達の阻害は、阻害されなかったIL-7シグナル伝達がT細胞死を導くことから、胸腺における系譜運命決定および末梢におけるT細胞生存に重要である。IL-7シグナル伝達の最初の現象は、IL-7受容体をなす2つの細胞表面タンパク質、IL-7受容体α鎖(IL-7Rα)およびγcサブユニットの細胞質末端に結合する、ヤヌスキナーゼ1および3(Jak1およびJak3)のトランス活性化である。われわれは、Jak1が、半減期が1.5時間しかない非常に不安定なタンパク質であり、そのため、IL-7シグナル伝達を支持するのに十分な量のJak1タンパク質を維持するためにJak1タンパク質の継続的な合成が必要であることを見いだした。しかしながら、Jak1タンパク質合成は、Jak1 mRNA(メッセンジャーRNA)を標的とし、その翻訳を阻害するmiR-17ファミリーのTCR応答性マイクロRNAにより急性的に低減されることもわかった。このように、本研究は、TCR会合がIL-7シグナル伝達を急性的に損なうという分子機構を明らかにした。

G. Katz, L. A. Pobezinsky, S. Jeurling, M. Shinzawa, F. Van Laethem, and A. Singer, T cell receptor stimulation impairs IL-7 receptor signaling by inducing expression of the microRNA miR-17 to target Janus kinase 1. Sci. Signal. 7, ra83 (2014).

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