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哺乳類の筋芽細胞融合におけるシグナル伝達機構

Signaling Mechanisms in Mammalian Myoblast Fusion

Reviews

Sci. Signal., 23 April 2013
Vol. 6, Issue 272, p. re2
[DOI: 10.1126/scisignal.2003832]

Sajedah M. Hindi, Marjan M. Tajrishi, and Ashok Kumar*

Department of Anatomical Sciences and Neurobiology, School of Medicine, University of Louisville, Louisville, KY 40202, USA.

* Corresponding author. E-mail: ashok.kumar@louisville.edu 

要約:筋芽細胞融合は、発生中の筋肉の成長と損傷時の筋線維の再生に寄与する、きわめて重要な過程である。筋芽細胞は相互に、さらには多核の筋管と融合して、筋線維を増大させる。初期の研究によって、筋芽細胞融合には、細胞外カルシウムと、細胞膜局在および細胞骨格形成の変化が必要であることが示された。最近の研究では、筋芽細胞融合を仲介する細胞表面タンパク質や細胞内タンパク質がいくつか同定されている。さらに、新たな証拠から、筋芽細胞融合は、融合過程に必須のタンパク質や、細胞骨格の再編成に関与する分子の活性調節に必須のタンパク質を生成する遺伝子を発現させる、特異的な細胞シグナル伝達経路の活性化によっても調節されることが示唆されている。本稿では、哺乳類の筋芽細胞融合における主要なシグナル伝達経路の役割を検討する。

S. M. Hindi, M. M. Tajrishi, A. Kumar, Signaling Mechanisms in Mammalian Myoblast Fusion. Sci. Signal. 6, re2 (2013).

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