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細胞内病原体による宿主細胞受容体チロシンキナーゼの標的化

Targeting of host cell receptor tyrosine kinases by intracellular pathogens

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Sci. Signal. 17 Sep 2019:
Vol. 12, Issue 599, eaau9894
DOI: 10.1126/scisignal.aau9894

Gholamreza Haqshenas1,* and Christian Doerig1,2,*

1 Infection and Immunity, Monash Biomedicine Discovery Institute, and Department of Microbiology, Monash University, Clayton, VIC 3800, Australia.
2 Centre for Chronic Infectious and Inflammatory Diseases, School of Health and Biomedical Sciences, RMIT University, Bundoora, VIC 3083, Australia.

* Corresponding author. Email: gholamreza.haqshenas@monash.edu (G.H.); christian.doerig@rmit.edu.au (C.D.)

要約

細胞内病原体は、厳密に調節された複雑な過程を利用して、宿主細胞に侵入する。標的細胞表面のシグナル伝達タンパク質との初期相互作用によって、細胞内微生物は、細胞表面‐細胞質間連絡を仲介して病原体の内部移行を促進する、特異的な宿主シグナル伝達経路を活性化し、利用する。今回われわれは、主要な細胞内病原体による増殖性感染の確立に、宿主受容体チロシンキナーゼ(RTK)が果たす役割を論じる。この過程に関する現時点での理解の不足を評価し、細胞内微生物およびウイルスの生物学における宿主細胞シグナル伝達の役割を評価するための、包括的アプローチを提案する。様々な感染の治療として、RTKを標的とする戦略についても論じる。

Citation: G. Haqshenas, C. Doerig, Targeting of host cell receptor tyrosine kinases by intracellular pathogens. Sci. Signal. 12, eaau9894 (2019).

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