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ロケーション、ロケーション、ロケーション:TNF誘導性ネクロトーシスシグナル伝達の区画化した見方

Location, location, location: A compartmentalized view of TNF-induced necroptotic signaling

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Sci. Signal. 02 Feb 2021:
Vol. 14, Issue 668, eabc6178
DOI: 10.1126/scisignal.abc6178

André L. Samson1,2,*,†, Sarah E. Garnish1,2,*, Joanne M. Hildebrand1,2, and James M. Murphy1,2,†

  1. 1 Walter and Eliza Hall Institute of Medical Research, 1G Royal Parade, Parkville, VIC 3052, Australia.
  2. 2 Department of Medical Biology, University of Melbourne, Parkville, VIC 3052, Australia.

† Corresponding author. Email: samson.a@wehi.edu.au (A.L.S.); jamesm@wehi.edu.au (J.M.M.)

* These authors contributed equally to this work.

要約

ネクロトーシスは溶解性の炎症誘発性細胞死経路であり、宿主防御に関与し、調節不全の場合、多くのヒト疾患の病理に関与する。この経路の中心的なメディエーターは、受容体と相互作用するセリン/スレオニンプロテインキナーゼRIPK1とRIPK3、および最終的な細胞死実行因子である偽キナーゼ混合系統キナーゼドメイン様(MLKL)である。ここでは、RIPK1-RIPK3-MLKL軸に沿ったシグナル伝達の時系列を概説し、シグナル伝達事象の細胞内区画化がネクロトーシスの開始と実行をどのように制御するかに焦点を当てる。モジュレーターのネットワークがネクロトーシスシグナル伝達コアを取り囲み、このネットワークが普遍的に作用するのではなく、状況、細胞型、および種に依存してネクロトーシスを調整することを提案する。このような高度なメカニズムの柔軟性は、ネクロトーシスが強力な緊急形態の細胞死として機能するのに役立つ重要な特性である可能性がある。

Citation: A. L. Samson, S. E. Garnish, J. M. Hildebrand, J. M. Murphy, Location, location, location: A compartmentalized view of TNF-induced necroptotic signaling. Sci. Signal. 14, eabc6178 (2021).

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