• ホーム
  • LEAFYは花芽原基形成過程においてオーキシン応答経路を制御する

LEAFYは花芽原基形成過程においてオーキシン応答経路を制御する

LEAFY Controls Auxin Response Pathways in Floral Primordium Formation

Research Article

Sci. Signal., 9 April 2013
Vol. 6, Issue 270, p. ra23
[DOI: 10.1126/scisignal.2003937]

Wuxing Li1, Yun Zhou1, Xing Liu2*, Peng Yu2, Jerry D. Cohen2, and Elliot M. Meyerowitz1,3†

1 Howard Hughes Medical Institute and Division of Biology, MC 156-29, California Institute of Technology, Pasadena, CA 91007, USA.
2 Department of Horticultural Science and Microbial and Plant Genomics Institute, University of Minnesota, Saint Paul, MN 55108, USA.
3 Sainsbury Laboratory, Cambridge University, Bateman Street, Cambridge CB2 1LR, UK.

* Present address: Division of Biology, MC 156-29, California Institute of Technology, Pasadena, CA 91007, USA.

† Corresponding author. E-mail: meyerow@caltech.edu

要約

転写因子LEAFYは花芽の形成開始および花の成長をつかさどるマスター制御因子であり、植物の発生において栄養成長相から生殖成長相への転換を媒介するスイッチの構成因子として働く。オーキシンは、茎頂における葉および花芽の新しい原基の誘導など、植物の成長において多くの異なる役割をもつ植物ホルモンである。われわれは、LEAFYが新しい原基において、LEAFYの機能の一部はオーキシン応答経路を制御することによって果たされていることを報告する。このことから、マスター転写制御因子による花芽形成の制御と形態形成のホルモンによる制御は相互作用する過程であると考えられる。われわれはホルモン認識が、植物を形作る転写シグナルを制御するだけでなく、逆にその転写シグナルによって制御されもするということを見いだした。

W. Li, Y. Zhou, X. Liu, P. Yu, J. D. Cohen, E. M. Meyerowitz, LEAFY Controls Auxin Response Pathways in Floral Primordium Formation. Sci. Signal. 6, ra23 (2013).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

英語原文を見る

2013年4月9日号

Editors' Choice

サーチュイン
分泌におけるSIRT6の役割

Research Article

LEAFYは花芽原基形成過程においてオーキシン応答経路を制御する

Research Resources

遺伝学とリン酸化プロテオミクスによるシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)のアブシジン酸シグナル伝達経路におけるタンパク質リン酸化ネットワークの解明

Perspectives

四肢発生においてはチューリングとウォルパートが共に働く

最新のResearch Article記事

2026年04月07日号

Wnt依存性のFrizzledクラスター化はDishevelledのリン酸化に必要であるがβ-カテニンの安定化には十分でない

2026年03月31日号

抗ムスカリン薬はムスカリン性アセチルコリン1型受容体においてβ-アレスチンバイアスアゴニズムを発揮しDRG神経突起形成を促進する

2026年03月31日号

タンパク質RAB5IFはGαi1/3のSUMO化を刺激することによってBDNFシグナル伝達を促進し、マウスのうつ病様行動を軽減する

2026年03月24日号

DDX3XはCl−感受性RNAヘリカーゼである

2026年03月24日号

部位バイアスのあるβ-アレスチンのコンホメーションがGPCRシグナル伝達を導く