Proteintech(PGI)社商品 FAQ・トラブルシューティング
商品詳細 「プロテインテック(Proteintech)社抗体のご紹介」
本プロトコールの全てのステップは、特に記載がない限り、室温で実施してください。
■ 脱パラフィン及び再水和
1. スライドをキシレンに10分間浸漬します。新しいキシレンで再度10分間浸漬します(必要に応じて更に新しいキシレンで3回目の浸漬を行ってください)。
2. 切片を100%、95%、80%、60%メタノールに順番にそれぞれ5分間浸漬し、再水和します。
3. 切片を蒸留水で3回(各3分間)洗浄します。
■ 抗原賦活化(オプション)
4. スライドを電子レンジ耐性容器に入れ、クエン酸バッファーでカバーします。
5. 中程度の出力で、電子レンジで10分間加熱します。
6. スライドをクエン酸バッファー中で約35分間冷却します。
■ 一次抗体のインキュベーション
7. スライドを1X TBSで3回(各3分間)洗浄します。
8. スライドを、3%H2O2溶液(蒸留水で希釈)で、10分間インキュベートし、内在性のペルオキシダーゼ活性を阻害します。
9. スライドを1X TBSで3回(各3分間)洗浄します。
10. ブロッキング用の正常血清を5%濃度になるように1X TBSで調製します。血清は、二次抗体の免疫動物種由来のものを選択してください。切片を1時間ブロッキングします(対応する血清が入手できない場合は、5%BSAを含む1X PBSを使用します)。
11. 切片を1X TBSで希釈した一次抗体と、室温で1時間又は4℃でオーバーナイトインキュベートします。最適な抗体の希釈倍率は、予備実験で決定してください。ネガティブコントロールとして、各実験条件につき1枚のスライドを一次抗体インキュベートから除外します。
12. 一次抗体インキュベート後、スライドを1X TBSで3回(各分間)洗浄します。
■ シグナル検出
(プロテインテック社では、通常このステップではEnVisionキット(Dako社製)を使用しています)
13. 十分な量のペルオキシダーゼ標識ポリマーを加え、30分間インキュベートします。
14. スライドを1X TBSで3回(各3分間)洗浄します。
15. 使用の直前に、基質バッファー1mLにDAB及びクロモゲン溶液1滴を加え、基質溶液を調製します。基質溶液を加え、5-10分間茶色に発色するまでインキュベートします。
16. 切片を十分な量の蒸留水で洗浄します。
■ ヘマトキシリンカウンター染色(オプション)
17. 核染色する場合は、スライドをヘマトキシリンに3分間浸漬します。
18. スライドを蒸留水で穏やかに洗浄します。
19. スライドを 1% HCl, 99% エタノール溶液に10秒間漬け、すぐに蒸留水に移します。
■ 脱水及び封入
20. スライドを60%、80%、90%、100%エタノールに順番にそれぞれ5分間浸漬します。
21. スライドをキシレンに10分間浸漬します。新しいキシレンで再度10分間浸漬します。
22. 十分な量の封入剤で切片を封入し、カバーガラスをかけます。換気の良い場所(ドラフトなど)で乾燥させます。
■ バッファー
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