Proteintech(PGI)社商品 FAQ・トラブルシューティング
商品詳細 「プロテインテック(Proteintech)社抗体のご紹介」
I. アフィニティマトリクス及びタンパク質結合セファロースマトリクスの調製
a) カップリングバッファー中の融合タンパク質1mgを、4℃でオーバーナイト透析します。
b) タンパク質のカップリングに必要な臭化シアン(CNBr)活性化セファロース4Bの量を計算します。通常は、1gのCNBrが3.5mLのセファロースビーズを活性化し、1mLの活性化セファロースは、5-10mgのタンパク質に吸着します。
c) 冷HCl 20-50mL中で、4℃で15分間セファロースビーズを活性化します。
d) ビーズを1mM HClで洗浄します。一般的に1gのセファロースビーズの洗浄にはHCl 200mLが必要です。
e) 適切な量の活性化セファロースビーズを透析した融合タンパク質と共に、室温で2時間、又は4℃でオーバーナイトインキュベートします。
f) タンパク質が結合したセファロースマトリクスを、カップリングバッファー15mLで洗浄します。
g) ビーズの未結合部位をブロックするため、1M トリス-HClバッファー(pH 8)3mLを加え、室温で2時間又は4℃でオーバーナイトインキュベートします。
II. タンパク質結合セファロースによる抗血清の精製
a) 適切な量のタンパク質結合セファロースビーズを、PBSバッファーで3回洗浄します。
b) ビーズを、血清と共に、室温で3時間又は4℃でオーバーナイトインキュベートします。
c) 精製カラムのフロースルーを回収し、ELISA試験用に保管します。
d) ビーズを、PBSバッファー10mLで3回洗浄します。
e) カラムを150mM NaCl-HCl(pH 5)溶液10mLで洗浄します。
f) 溶出バッファー6mLで抗体を溶出させ、飽和リン酸バッファーで溶液を中和します。通常は、溶出バッファー1mLに対し、飽和リン酸バッファー50-100μLが必要です(温度による)。
g) 抗体溶液は、短期間であれば4℃で保存できます。長期間の保存の場合は、0.02% アジ化ナトリウムを添加した50%グリセロール溶液中で、-20℃で保存してください。
III. ビーズの洗浄及びリサイクル
a) ビーズを、0.01M トリス-HCl(pH7.5)バッファー15mLで3回洗浄します。
b) ビーズを、PBSバッファー10mLで3回洗浄します。
c) ビーズに、0.02% アジ化ナトリウムを含む1mL グリセロールとPBS 1mLを加え、次に使用するまで4℃に保管します。
バッファー
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