ページの本文へ移動

技術情報

酪農食品科学特論 - 機能性ミルクタンパク質実験講座 - 改訂版

記事ID : 5575

II.機能編-はじめに


ミルクに含まれているタンパク質には、栄養的な機能だけではなく、これまで想像さえできなかった様々な生物学的な機能が見出されつつあります。このような機能性ミルクタンパク質の代表的なものであるラクトフェリンを例として、でき得る限り広く記述しようと試みました。幸いなことに、ラクトフェリンはそれ自体、あるいは他の物質と共同的に非常に多くの生物学的活性を示すことが知られています。そこで本編においてもラクトフェリンを題材として記述しましたが、その機能の全てを網羅できたわけではありません。また本書の構成上、ラクトフェリン以外のミルクタンパク質の機能については、多くを触れることは出来ませんでしたが、測定方法や考え方などについては応用できると思われます。なお、本文で説明し切れなかった一般的な事項についてはなるべく問題に含めるようにしました。
また、2004年10月30日に第1回ラクトフェリンフォーラムが開催され、その記録集が日本酪農科学会誌「ミルクサイエンス」の特集号(54巻4号)として発刊されることを付記します。

(2005年1月 記)

お問い合わせ

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては
使用しないように、十分ご注意ください。


メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO