商品詳細 「OxiSelect? トータル グルタチオン (GSSG/GSH) アッセイキット」
対象商品: STA-312
- 【01】 このキットは、どんな種のサンプルも測定できますか?
- 【02】 凍結サンプルにも使用可能ですか?
- 【03】 血清はこのアッセイに使用できますか?
- 【04】 肝臓サンプルを用いる場合、ヘモグロビンによる阻害は有りますか?
- 【05】 EDTAやスルホサリチル酸が含まれているサンプルは、このアッセイに適合しますか?
- 【06】 MPAの役割は何ですか?
- 【07】 0.5% MPA含有アッセイバッファーをスタンダードの調製に使用する場合、アッセイバッファーで直接あるいは、5% MPAを脱イオン水で1:10に希釈したものを用いるべきですか?
- 【08】 エタノールはプロトコルのどこで使用しますか?
- 【09】 どのようにグラフを描けば良いですか?
はい。CBL社のトータグルタチオンアッセイは、種特異性はなく、どんな生物学的サンプルにも使用できます。このアッセイは、タンパク質の構造よりもむしろ酵素活性を測定しています。
血清サンプルは、#STA-312に適合しますが、キットの検出限界よりもレベルが低い傾向にあります。より良い結果を得るためには、品番:STA-360, Total Antioxidant Capacity Assayのご使用をお奨め致します。
ヘモグロビンは、アッセイを阻害しません。しかし、血液は高レベルのGSHを含み、アッセイを阻害する可能性がありますので、組織の潅流をお奨めします。製品マニュアルの組織サンプル調製のガイドラインを参照下さい。
5%スルホサリチル酸は、アッセイに適合しますが、5%MPAの方がわずかに良い結果が得られています。スルホサリチル酸とEDTAを含むサンプルは、スルホサリチル酸が5%である限り、問題はないでしょう。スルホサリチル酸の濃度が5%以上の場合、アッセイを阻害する可能性がありますのでサンプルは、1×アッセイバッファーで1:10に希釈し、終濃度が0.5%となるようにして下さい。MPAの場合も同様です。
0.5%MPA溶液で希釈されたスタンダードであれば、どちらでも構いません。
2つのグラフが作成されます。一つは、OD vs 時間で、8本のラインを引くことができます。このラインはそれぞれスタンダードの濃度別です(マニュアルのFig.2参照)。濃度0μMの勾配がバックグラウンドとして、その他の7つの勾配の値から引かれます。次に勾配vs 濃度のグラフをプロットします(マニュアルのFig.3参照)。未知のサンプルは、OD vs 時間として1番目のグラフのようにプロットされます。それぞれの勾配が計算された後に、それぞれの未知のGSSG濃度を決定するために、2番目のグラフ(勾配vsスタンダード濃度)と比較します。

(品番:STA-312のFig.2より抜粋)

(品番:STA-312のFig.3より抜粋)