

Rhoファミリーパスウェイのユビキチン化と制御
哺乳類のプロテオームは、約1,000,000の独特なタンパク質を含んでいると予想されます。この複雑さは、比較的シンプルなゲノム(約25,000遺伝子)と、潜在的なタンパク質のフットプリントを100,000まで増加させるトランスクリプトーム、そしてプロテオームの複雑性をさらに増加させ、機能の多様性に無限の可能性をもたらすタンパク質翻訳後修飾(PTMs)に由来します1-3。文献に記述のある200以上ものPTMsのうちの1つがユビキチン化です4。ユビキチン(Ub)及びユビキチン様タンパク質(Ubls、例:SUMO、Nedd)は、約8kDaの分子量を持つ、約15種類のタンパク質のグループです。ユビキチン化の過程で、これらのタンパク質のうちの1つもしくは複数が、ユビキチン活性化酵素 (E1)、ユビキチン結合酵素 (E2)、さらにユビキチン転移酵素(ユビキチンリガーゼ) (E3) によって、標的タンパク質のリシンに結合します5,6(ユビキチン化についてさらに知見を得たい場合は、文献をご参照ください7-9)。
ユビキチン化の古典的な機能は、タンパク質をプロテオソームやリソソームによる分解の標的とし、細胞の伝達事象を時間的、空間的に制御することです5,7。ユビキチン化の機能として、ユニークなタンパク質-タンパク質間相互作用を形成することにより、タンパク質を活性化することもわかってきました10。ほとんどのPTMsと同様に、ユビキチン化は、可逆的であり、ユビキチン特異的プロテアーゼ(脱ユビキチン化酵素としても知られる)により触媒されています11。ユビキチン化の可逆的な性質が、RhoファミリーGTPaseを含むタンパク質の機能を動力学的に制御するこのPTMのポテンシャルを高めます。
明らかになってきたRhoファミリータンパク質制御におけるUbとUblの役割
Rho GTPaseは、分子スイッチとして活動します。その生理活性は適切な細胞の局在性に依存し12、GTPに結合することでシグナルを伝える形態に活性化します。逆に言えば、GDPに結合した不活性型は、下流のシグナル伝達に必要な作用因子と常に結合できる状態にはありません12。GTP/GDPの循環は、GTPase活性化タンパク質(GAPs)、GTPase交換因子(GEFs)、グアニンヌクレオチド解離阻害因子(GDIs)によって制御されています。これらのタンパク質は、Rho GTPaseの活性化(GEFs)や不活性化(GAPs)、細胞質局在の安定化(GDIs)を制御します12。最近の研究で、この比較的シンプルなパラダイムが、Rho GTPase制御の氷山の一角でしかなく、GDP結合Rhoタンパク質もまた、シグナル伝達経路に伝播することができることがわかってきました13。さらに、ユビキチン化は、Rhoタンパク質の分解のためのタグをつけるという単純な作業だけでなく、GTPase活性を終結させる代替経路としても機能し、Rho GTPase活性の時間的・空間的な活動力を制御しています(表1参照)。Rhoシグナリング制御におけるユビキチン化の役割について、完全に理解されない間に、いくつかの一般的な概念が明らかになってきました。
1) Ub及びUbl修飾は、Rho経路の時間的・空間的な調節を制御することができます。いくつかの研究により、RhoAユビキチンリガーゼSmurf1が、特異的な細胞位置にリクルートされ、そこで細胞の形、運動性、極性、上皮間葉転移(EMT)などを制御するRhoの局所的な分解を制御することが示されました14-17。
2) Ub及びUbl修飾は、常にタンパク質の分解を引き起こすわけではありません。例えば、Rac1のSUMO化は、GEFとの結合の増加、GAPとの結合の減少により、GTP結合活性型を維持します18。
3) Ub及びUbl修飾されたタンパク質は、与えられるGTPaseの母集団に対して、割合が少ない傾向があります。しかし、これらはGTP結合活性型タンパク質に、より選択的に結合することより時間的なシグナル伝達に大きな効果を持たらします19-20。
4) Ub又はUbl標識は、GTPを加水分解せずに恒常的に活性を保つ非定型なRhoファミリータンパク質(例:RhoBTB2)の主なレギュレーターである可能性があります21。非定型Rho GTPaseに対するユビキチン制御の範囲は現在研究されています22-24が、この制御により、古典的なGTP/GDPスイッチメカニズムのない状況で、どのようにRhoタンパク質が制御されるのかについて、少なくとも部分的な説明が可能になります。
5) ユビキチン化は、多くのRho GTPaseモジュレーターの活性を制御する上で、重要なPTMであると思われます。例えば、RhoGDI25やRho GEF PblやCdc42 Gef hPEM-2は、ユビキチン化のターゲットであることが証明されています25-27。
結論として、ユビキチン化によるRho GTPase制御を包括的に分析することは、健康及び病患状態におけるRhoシグナル伝達経路の理解を大いに高めることとなります。
標的タンパク質 | 修飾 | 細胞機能 | 参考文献 |
---|---|---|---|
RhoA | ポリユビキチン化 | 細胞突起の制御 | 15 |
RhoA | ポリユビキチン化 | 神経突起伸長の制御 | 14 |
RhoA | ポリユビキチン化 | EMTの間の密着接合の解離の制御 | 17 |
Rac1 | SUMO化 | GTP結合Rac1の維持と適切な細胞移動に必要 | 18 |
Rac1 | ポリユビキチン化 | Rac1-GTPとRac1-GDPの分解による細胞移動の可塑性の管理 | 28 |
RhoBTB2 | ポリユビキチン化 | RhoBTB2の生理活性レベルの維持に必要 | 22 |
参考文献
1. International human genome sequencing consortium. 2004. Nature. 431:931-945.2. Jensen, O.N. 2004. Curr. Opin. Chem. Biol. 8:33-41.
3. Ayoubi, T.A. et al. 1996. FASEB J. 10:453-460.
4. Walsh, C. 2006. Posttranslational modification of proteins: Expanding nature’s inventory. Roberts & Co. Greenwood Village, CO. 490 p.
5. Grabbe, C. et al. 2011. Nat. Rev. Mol. Cell. Biol. 12:295-307.
6. Deshaies, R.J. & Joazeiro, C.A. 2009. Ann. Rev. Biochem. 78: 399-434.
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10. Lomeli, H. & Vazquez. 2011. Cell Mol. Life Sci. 68:4045-4064.
11. Faesen, A.C. et al. 2012. Biochem. Soc. Trans. 40:539-545.
12. Ridley, A.2012. Meth. Mol. Biol. 827: 3-12.
13. Neel, N.F. et al. 2007. J. Cell Sci. 120:1559-1571.
14. Bryan, B. et al. 2005. FEBS Lett. 597:1015-1019.
15. Wang, H.R. et al. 2003. Science. 302:1775-1779
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17. Ozdamar, B. et al. 2005. Science. 307:1603-1609.
18. Castillo-Lluva, S. et al. 2010. Nat. Cell Biol. 12:1078-1085.
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20. Rolli-Derkinderen, M. et al. 2005. Circ. Res. 96:1152-1160.
21. Chardin, P. 2006. Nat. Rev. Mol. Cell. Biol. 7:54-62.
22. Wilkins, A. et al. 2004. Genes Dev. 18: 856-861.
23. Berthold, J. et al. 2008. Exp. Cell Res. 314:3453-3465.
24. Goh, L.L. & Manser, E. 2012. J. Biol. Chem. 287:31311-31320.
25. Su, L. et al. 2006. J. Immunol. 177:7559-7566.
26. Reiter, L.T. et al. 2006. Hum. Mol. Genet. 15:2825-2835.
27. Yamaguchi, K. et al. 2008. Biol. Chem. 389:405-413.
28. Oberoi, T.K. et al. 2011. EMBO J. 31:14-28.
低分子Gタンパク質活性分析
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Cdc42 G-LISA(R) Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK127 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
Cdc42 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK034 | 1 KIT [50 assays] |
¥269,000 |
Cdc42 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK034-S | 1 KIT [20 assays] |
¥124,000 |
Rac1,2,3 G-LISA(R) Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK125 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
Rac1 G-LISA(R) Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK128 | 1 KIT [96 assays] |
¥302,000 |
Rac1 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK035 | 1 KIT [50 assays] |
¥269,000 |
Rac1 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK035-S | 1 KIT [20 assays] |
¥124,000 |
Combo RhoA/Rac1/Cdc42 Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK030 | 1 KIT [3 x 10 assays] |
¥327,000 |
RhoA G-LISA(R) Activation Assay (absorbance)![]() |
CYT | BK124 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
RhoA G-LISA(R) Activation Assay (luminescence)![]() |
CYT | BK121 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
RhoA Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK036 | 1 KIT [80 assays] |
¥269,000 |
RhoA Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK036-S | 1 KIT [20 assays] |
¥124,000 |
Rhotekin-RBD 及び PAK-PBD
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
PAK-PBD, Human![]() |
CYT | PAK01-A | 1*250 UG |
¥133,000 |
PAK-PBD, Human![]() |
CYT | PAK01-B | 4*250 UG |
¥354,000 |
PAK-PBD, agarose bead, Human![]() |
CYT | PAK02-A | 1*500 UG |
¥148,000 |
PAK-PBD, agarose bead, Human![]() |
CYT | PAK02-B | 4*500 UG |
お問い合わせ |
Rhotekin-RBD, Human![]() |
CYT | RT01-A | 1*500 UG |
¥154,000 |
Rhotekin-RBD on agarose beads![]() |
CYT | RT02-A | 2*2 MG |
¥218,000 |
Rhotekin-RBD on agarose beads![]() |
CYT | RT02-B | 6*2 MG |
お問い合わせ |
Gタンパク質モジュレーター
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Rho Activator II![]() |
CYT | CN03-A | 3*20 UG |
¥71,000 |
Rho Activator II![]() |
CYT | CN03-B | 9*20 UG |
¥200,000 |
Cell Permeable Rho Inhibitor (C3 Trans based), Clostridium botulinum , Unlabeled![]() |
CYT | CT04-A | 1*20 UG |
¥68,000 |
Cell Permeable Rho Inhibitor (C3 Trans based), Clostridium botulinum , Unlabeled![]() |
CYT | CT04-B | 5*20 UG |
¥224,000 |
Rho/Rac/Cdc42 Activator I![]() |
CYT | CN04-A | 3*20 UG |
¥71,000 |
Rho/Rac/Cdc42 Activator I![]() |
CYT | CN04-B | 9*20 UG |
¥200,000 |
Rho Pathway Inhibitor I (Rho Kinase (ROCK) Inhibitor Y-27632)![]() |
CYT | CN06-A | 5*10 UNIT |
販売終了 |
Rho Pathway Inhibitor I (Rho Kinase (ROCK) Inhibitor Y-27632)![]() |
CYT | CN06-B | 20*10 UNIT |
販売終了 |
Rho Activator![]() |
CYT | CN01-A | 5*10 UNIT |
¥71,000 |
Rho Activator![]() |
CYT | CN01-B | 20*10 UNIT |
¥254,000 |
Rac and Cdc42 Activator, Mouse![]() |
CYT | CN02-A | 5*10 UNIT |
¥71,000 |
Rac and Cdc42 Activator![]() |
CYT | CN02-B | 20*10 UNIT |
¥254,000 |
精製Gタンパク質
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Cdc42 Protein: constituitively active, Human![]() |
CYT | C6101-A | 1*10 UG |
¥137,000 |
Cdc42-GST Protein: dominant negative, Human![]() |
CYT | C17G01-A | 1*25 UG |
¥137,000 |
Cdc42-His Protein: Wild type, Human![]() |
CYT | CD01-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
Rac1 Protein: constitutively active, Human![]() |
CYT | R6101-A | 1*10 UG |
¥137,000 |
Rac1 Protein: dominant negative, Human![]() |
CYT | R17G01-A | 1*25 UG |
¥137,000 |
Rac1 His Protein: wild type, Human![]() |
CYT | RC01-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
K-Ras4B Protein: wild-type, Human![]() |
CYT | CS-RS03 | 1*100 UG |
¥139,000 |
R-Ras Protein: wild-type, Human![]() |
CYT | CS-RS05 | 1*100 UG |
¥139,000 |
RhoA Protein: constitutively active, Human![]() |
CYT | R6301-A | 1*10 UG |
¥137,000 |
Rho A His Protein: wild type, Human![]() |
CYT | RH01-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
低分子Gタンパク質抗体
■ CYTOSKELETON NEWS バックナンバー
- 2020年10月号 紡錘体 - 可視化に向けた新規ツール
- 2020年8月号 細胞膜染色用蛍光プローブ
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- 2020年2月号 タウ(Tau)の将来性をMapping
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- 2019年9月号 細胞運動性を制御するために相互作用する膜張力とアクチン細胞骨格
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- 2019年7月号 Rhoファミリー GTPases、神経可塑性、およびうつ状態
- 2019年6月号 アクチンメチオニン酸化: 動的制御の次の段階
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2017年
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- 2016年1月/2月号 ビメンチン中間径フィラメント: リン酸化による調節
2015年
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- 2015年5月号 Ras 癌の治療: 5つの有望なターゲット
- 2015年4月号 Ras 依存性の癌で注目される YAP1
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- 2015年3月号 Ral GTPase を調節する翻訳後修飾
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- 2012年8月号 上皮間葉転換(EMT)とRhoファミリー低分子量G-タンパク質の関与
- 2012年7月号 チューブリンの多重修飾:グルタミル化とグリシル化
- 2012年6月号 細胞接着のフィブロネクチン制御と原線維形成
- 2012年5月号 アクチン酸化サイクルの機能
- 2012年4月号 トラフィッキング:ArfとCdc42/Racの結合
- 2012年3月号 G-LISAを用いた心臓研究: 糖尿病性心筋症におけるRho経路に関する研究
- 2012年1月/2月号 FtsZ: 新たな抗生剤の標的となるチュ−ブリンホモログ
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