

Ras及びRhoのプレニル化による翻訳後修飾:癌創薬における役割
Ras及びRhoは、GTP結合活性型とGDP結合非活性型を循環する低分子G-タンパク質です。細胞増殖における役割で知られるRasタンパク質と、細胞形態との関連で知られているRhoタンパク質は、共通の翻訳後修飾(PTM;post-translational modifications)を受け、それにより発癌が誘因されることが確認されています1,2。Ras及びRhoのPTMの研究は、長年創薬分野において興味を持たれてきました。最近の研究により、RasとRhoのプレニル化及び/又はパルミチル化のPTMに媒介されるシグナル経路が、癌治療薬剤のターゲットとして期待されています1,2。
Rasの脂質修飾:癌におけるPTMの役割
Rasアイソフォーム(H、N、K)の突然変異による異常活性化は、膵癌、子宮頸癌、肺癌、甲状腺癌、膀胱癌、乳癌、皮膚癌、白血病などのヒトの癌で共通して起こっています1,3,4。活性化したRasのアイソフォームが高頻度で癌に関連しているにも関わらず、効果的なRasシグナルの阻害剤は開発されていません。3種類のアイソフォームは全て薬剤のターゲットに値しますが、最近の研究はK-Rasに集中しています5(図1)。
K-Rasは、ファルネシル化(プレニル化の一種)のPTMを受け、C-末端にイソプレニル基を付加されます6,7。ファルネシル又はゲラニルゲラニル脂質は、Rasタンパク質のC-末端のシステイン残基(CAAX テトラペプチドモチーフ)に共有結合し、続いてRce-1が-AAXのアミノ酸切断を媒介し、Icmtがプレニル化システインのメチル化を媒介します6,7。K-Rasのファルネシル尾部は、タンパク質を細胞膜につなぎとめ、K-Rasが細胞質全体に自由に拡散するのを制限します6-8。このファルネシル尾部は、細胞シグナリングイベントのために、Rasを適切な細胞内区画へ輸送するのにも重要な役割を果たしています。PDEδ(別名PDE6δ)は、ピレニル結合タンパク質で、Ras様膜結合タンパク質のサイトゾル範囲内での細胞内局在化に関係しています9,10。PDEδのβサンドイッチフォールドは、K-Rasのファルネシル尾部が結合する疎水性のポケットを構成し、複合体をサイトゾル内で可溶化することで、アクセプターである膜への輸送を可能にします6-10。アクセプター膜で、GTP結合Arl2/3がPDEδに結合することで、K-Rasが放出されます6-9(図1)。

図1
Deltarasin(ベンゾイミダゾール系化合物)は、PDEδのポケットに結合することで、K-RasとPDEδの相互作用を阻害する。K-Rasは、ファルネシル化PTMによりPDEδとC-末端で結合する5,6,8。
ハイスループットスクリーニングにより、ベンゾイミダゾール系化合物であるDeltarasinが、PDEδとK-Rasの相互作用を遮断する物質として同定されました5。Deltarasinは、ファルネシル結合ポケットを占有し、Rasタンパク質の脂質尾部とPDEδとの結合を妨げます。これにより、K-Rasの細胞内局在化を変化させます。生存をK-Rasシグナリングに依存している癌細胞は、deltarasin処理により細胞死が増加します。更に、deltarasin処理は、マウスの腫瘍細胞異種移植片において、腫瘍の成長を効果的に抑制させました5。これらの発見は、癌の発達において、Ras/PDEδ相互作用が重要であることを示唆しています5。興味深いことに、Rasタンパク質の機能はPDEδがなくても完全に残っており、これはおそらくPDEδがない状態で余剰のサイトゾルシャペロンが機能していることによると考えられます6,7。
Rhoの脂質修飾:癌におけるPTMの役割
Ras GTPaseと同様に、Rho GTPaseアイソフォーム(A、B、C)は癌の形態形成及び移動に密接に関連しています2,12,13。更に、プレニル化及び/又はパルミチル化PTMは、Rho GTPaseの輸送及び活性を調節しています2。Rasと同様に、Rhoタンパク質は、CAAX テトラペプチドモチーフへの、ファルネシル、ゲラニルゲラニル脂質及び/又はパルミチル脂質の共有結合付加により修飾されます14。この修飾により、通常の生理活性に不可欠な、Rhoタンパク質の膜への輸送が可能になります2。Ras及びRhoシグナル経路における脂質ベースのPTMの重要性から、それらの阻害剤が癌治療の有望なターゲットと考えられています14。Robertsら14は、ファルネシルトランスフェラーゼ、Rce1、Icmtの様々な薬理学的抑制剤を用いて、CAAXモチーフがRhoの適切な局在化及び活性に関係していることを証明しました。この結果は、Rce1及びIcmtのCAAX-プロセシング酵素が、治療上の癌阻害の重要なターゲットであることを示唆しています14。
Ras及びRhoの更なる調節メカニズムが明らかになるにつれ、これらのタンパク質の活性化レベルの測定法の重要性が増しています。癌治療薬の同定及び特徴付けを手助けするため、サイトスケルトン社では、低分子Gタンパク質の活性化レベルを測定するため、プルダウン及びG-LISA活性アッセイなど、広範囲で使用される低分子Gタンパク質ツールを多数提供しています。プルダウン法は、アガロースビーズと結合したエフェクタータンパク質のドメインを利用し、タンパク質の活性化レベルを、ウェスタンブロットで測定します。G-LISA活性アッセイは、従来のプルダウン技術より、迅速でより感度の高い手法です。サンプル量が少なくてすみ、サンプル間の比較をしやすい数値データとして結果が得られます。低分子Gタンパク質抗体、活性化剤、阻害剤もご利用いただけます。Ras及びRho活性化経路の研究にお役立てください。
参考文献
1. Castellano E. and Santos E. 2011. Functional specificity of Ras isoforms: So similar but so different. Genes Cancer. 2: 216-231.
2. Ridley A.J. 2013. RhoA, RhoB and RhoC have different roles in cancer cell migration. J. Microsc. doi: 10.1111/jmi.12025.
3. Schubbert S., et al. 2007. Hyperactive Ras in developmental disorders and cancer. Nat. Rev. Cancer. 7: 295-308.
4. Bos J.L. 1989. ras oncogenes in human cancer: A review. Cancer Res. 49: 4682-4689.
5. Zimmermann G., et al. 2013. Small molecule inhibition of the KRAS-PDEδ interaction impairs oncogenic KRAS signalling. Nature. 497: 638-642.
6. Philips M.R. 2012. Ras hitchhikes on PDE6δ. Nat. Cell Biol. 14: 128-129.
7. Chandra A., et al. 2012. The GDI-like solubilizing factor PDEδ sustains the spatial organization and signalling of Ras family proteins. Nat. Cell Biol. 14: 148-158.
8. Iwig J.S. and Kuriyan J. 2013. Fixing a hole where the Ras gets in. Cell. 153: 1191-1193.
9. Hanzal-Bayer M., et al. 2002. The complex of Arl2-GTP and PDEδ: From structure to function. EMBO J. 21: 2095-2106.
10. Nancy V., et al. 2002. The delta subunit of retinal rod cGMP phosphodiesterase regulates the membrane association of Ras and Rap GTPases. J. Biol. Chem. 277:15076–15084.
11. Zhang H., et al. 2007. Deletion of PrBP/δ impedes transport of GRK1 and PDE6 catalytic subunits to photoreceptor outer segments. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 104: 8857-8862.
12. Hakem A., et al. 2005. RhoC is dispensable for embryogenesis and tumor initiation but essential for metastasis. Genes Dev. 19: 1974-1979.
13. Huang M. and Prendergast G.C. 2006. RhoB in cancer suppression. Histol. Histopathol. 21: 213-218.
14. Roberts P.J., et al. 2008. Rho Family GTPase modification and dependence on CAAX motif-signaled posttranslational modification. J. Biol. Chem. 283: 25150-25163.
Ras及びRho研究ツール タンパク質
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Ras: H-Ras His Protein: Wild type![]() |
CYT | RS01-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
H-Ras-His Protein wild type![]() |
CYT | RS01-C | 3*100 UG |
¥250,000 |
Rho A His Protein: wild type, Human![]() |
CYT | RH01-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
RhoA His Protein: wild type, Human![]() |
CYT | RH01-C | 3*100 UG |
¥250,000 |
RhoC His Protein: Wild type![]() |
CYT | RH03-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
RhoC His Protein: Wild type![]() |
CYT | RH03-C | 3*100 UG |
販売終了 |
Rhotekin-RBD, Human![]() |
CYT | RT01-A | 1*500 UG |
¥154,000 |
Rhotekin-RBD, Human![]() |
CYT | RT01-B | 3*500 UG |
販売終了 |
Rhotekin-RBD on agarose beads![]() |
CYT | RT02-A | 2*2 MG |
¥218,000 |
Rhotekin-RBD on agarose beads![]() |
CYT | RT02-B | 6*2 MG |
お問い合わせ |
Raf protein ras binding domain on GST beads, Mouse![]() |
CYT | RF02-A | 1*2 MG |
CYT社 RF02A 2*2 を参照 |
Raf protein ras binding domain on GST beads, Mouse![]() |
CYT | RF02-B | 4*2 MG |
CYT社 RF02B 6*2 を参照 |
Ras及びRho研究ツール Gタンパク質モジュレーター
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Rho Activator II![]() |
CYT | CN03-A | 3*20 UG |
¥71,000 |
Rho Activator II![]() |
CYT | CN03-B | 9*20 UG |
¥200,000 |
Cell Permeable Rho Inhibitor (C3 Trans based), Clostridium botulinum , Unlabeled![]() |
CYT | CT04-A | 1*20 UG |
¥68,000 |
Cell Permeable Rho Inhibitor (C3 Trans based), Clostridium botulinum , Unlabeled![]() |
CYT | CT04-B | 5*20 UG |
¥224,000 |
Cell Permeable Rho Inhibitor (C3 Trans based), Clostridium botulinum , Unlabeled![]() |
CYT | CT04-C | 20*20 UG |
お問い合わせ |
Ras及びRho研究ツール キット
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Ras G-LISA(R) Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK131 | 1 KIT [96 assays] |
¥302,000 |
RhoA G-LISA(R) Activation Assay (absorbance)![]() |
CYT | BK124 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
RhoA G-LISA(R) Activation Assay (luminescence)![]() |
CYT | BK121 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
RhoA ELISA Kit![]() |
CYT | BK150 | 1 KIT [96 assays] |
¥169,000 |
Rho GAP Assay Kit (non-radioactive)![]() |
CYT | BK105 | 1 KIT [80-160 assays] |
¥227,000 |
RhoGEF Exchange Assay![]() |
CYT | BK100 | 1 KIT [60-300 assays] |
¥227,000 |
■ CYTOSKELETON NEWS バックナンバー
- 2020年10月号 紡錘体 - 可視化に向けた新規ツール
- 2020年8月号 細胞膜染色用蛍光プローブ
- 2020年4月号 生細胞におけるF-アクチンプローブ
- 2020年3月号 コロナウイルスと細胞骨格
- 2020年2月号 タウ(Tau)の将来性をMapping
- 2020年1月号 Rho GTPaseによる細胞遊走制御
- 2019年12月号 表現型プロファイリング:アクチンに焦点を当てたがん治療
- 2019年11月号 チューブリンの過剰グルタミル化、ミトコンドリア、神経変性
- 2019年9月号 細胞運動性を制御するために相互作用する膜張力とアクチン細胞骨格
- 2019年8月号 Rac1B、がん、およびRac1
- 2019年7月号 Rhoファミリー GTPases、神経可塑性、およびうつ状態
- 2019年6月号 アクチンメチオニン酸化: 動的制御の次の段階
- 2019年5月号 ミクログリアと神経変性疾患
- 2019年2月号 生細胞画像化に対するCNS疾患や障害
2018年
- 2018年12月号 アクチン細胞骨格とメカノトランスダクション(機械的シグナル伝達)
- 2018年11月号 軸索再生と細胞骨格
- 2018年10月号 ニューロンにおける微小管と極性
- 2018年8月号 Rab GTPase と 神経変性
- 2018年7月号 SUMO レスリング: バランスが全て
- 2018年6月号 なぜ K-Ras は発がん特異性を示すのか?
- 2018年5月号 治療標的としてのユビキチンプロテアソームシステム:チューブリンは関与するか?
- 2018年4月号 RhoファミリーGEFと樹状突起スパインの構造的可塑性
- 2018年3月号 βカテニンとTFC/LEF-1の翻訳後修飾による標準的なWntシグナル制御
- 2018年2月号 がん抑制遺伝子p53の翻訳後修飾による機能の調整
- 2018年1月号 自閉スペクトラム症におけるGEF Trioの役割
2017年
- 2017年12月号 プロフィリン: アクチン結合タンパク質の多機能な役割
- 2017年11月号 ミトコンドリアにおけるアセチル化:新たな考え方と治療への応用の可能性
- 2017年9月号 翻訳後修飾のアセチル化による微小管の安定化
- 2017年8月号 神経軸索におけるアクチンリングを基盤とした周期的膜骨格(PMS)
- 2017年7月号 E3ユビキチンリガーゼMdm2によるがん抑制遺伝子p53の翻訳後制御
- 2017年6月号 多能性幹細胞(PSC)での転写因子による翻訳後制御
- 2017年5月号 Arf6 GEF と癌細胞の浸潤・転移
- 2017年4月号 PTEN(Phosphatase and Tensin Homolog)による翻訳後制御
- 2017年3月号 Tau の翻訳後修飾: アルツハイマー病の治療標的
- 2017年2月号 樹状細胞の移動におけるアクチン結合タンパク質とF-アクチン
2016年
- 2016年11月/12月号 GEF を介した GTPase シグナル伝達の低分子阻害剤
- 2016年9月号 FtsZ タンパク質: 抗菌薬の新規ターゲット
- 2016年7月号 翻訳後修飾(PTM)は心臓病において細胞骨格タンパク質を調節する
- 2016年6月号 モータータンパク質キネシンと神経変性
- 2016年5月号 チロシンリン酸化は Rhoファミリー GTPase 活性を調節する
- 2016年4月号 Rac1と糖尿病: ポジティブな役割とネガティブな役割
- 2016年3月号 SUMO化: 細胞骨格タンパク質の機能を調節するレギュレーター
- 2016年1月/2月号 ビメンチン中間径フィラメント: リン酸化による調節
2015年
- 2015年8月号 タンパク質調節に不可欠な翻訳後修飾
- 2015年7月号 アクチン細胞骨格のライブセルイメージング
- 2015年6月号 有糸分裂に関わるタンパク質のSUMO化: 局在と機能
- 2015年5月号 Ras 癌の治療: 5つの有望なターゲット
- 2015年4月号 Ras 依存性の癌で注目される YAP1
- 2015年3月号 増刊号 統合失調症において遺伝子変異により誘導されるアクチン依存のシナプスの変化
- 2015年3月号 Ral GTPase を調節する翻訳後修飾
- 2015年1月/2月号 RhoA のリン酸化はシグナル伝達を調節する
- 2015年1月号 増刊号 微小管を不安定化する suprafenacine: 新規抗癌剤のリード化合物としての可能性
2014年
- 2014年12月号 増刊号 RhoA は心筋細胞におけるアクチン細胞骨格の再構成とグルコース取り込みを仲介する
- 2014年11月号 増刊号 樹状突起の形態形成: ドーパミンD1受容体 および Rho ファミリー GTPase による制御
- 2014年11月/12月号 GTPase 活性化アッセイ: アイソフォームの検出
- 2014年10月号 アルギニンの正電荷を消失させるシトルリン化
- 2014年9月号 キネシンサブドメインの探索
- 2014年9月号 増刊号 アクチン結合タンパク質コフィリンの S-ニトロシル化: 細胞移動に対する影響
- 2014年8月号 増刊号 原発性硬化性胆管炎における N-Ras 発現および活性
- 2014年8月号 SUMO化: 細胞骨格タンパク質を標的とした翻訳後修飾
- 2014年7月号 Sos/K-Ras 結合を介して Ras シグナル伝達を制御する新しい低分子阻害剤
- 2014年6月号 増刊号 頭頸部扁平上皮癌における microRNA-138 による RhoC のダウンレギュレーション
- 2014年6月号 Rho GTPase と活性酸素種: クロストークとフィードバック
- 2014年5月号 ミオシンのアセチル化はサルコメアの構造と機能を調節する
- 2014年4月号 リジンのアセチル化 - 多様な細胞プロセスの制御因子
- 2014年3月号 インテグリンを介したβ-アクチンの酸化還元制御: PDIの出現
- 2014年1/2月号 ダイニン: 一つのモーターが関わる複数の神経変性疾患
2013年
- 2013年11/12月号 ダイニン:チームとして強力に作用するモータータンパク質
- 2013年10月号 神経変性:Rhes、SUMO化、ハンチントン病
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- 2013年8月号 Ras及びRhoのプレニル化による翻訳後修飾:癌創薬における役割
- 2013年7月号 アクチンが引き起こす膜突起による浸潤:コルタクチン
- 2013年6月号 アクチン修飾と細胞骨格
- 2013年5月号 微小管内部の実体
- 2013年4月号 神経変性におけるTauの多面性
- 2013年3月号 蛍光フィブロネクチンタンパク質を用いた特発性肺線維症の創薬
- 2013年1/2月号 樹状突起棘:発生におけるArf6の役割
2012年
- 2012年11/12月号 ミオシンの小分子モジュレーター
- 2012年10月号 Rhoファミリーパスウェイのユビキチン化と制御
- 2012年9月号 神経変性におけるRac1 GTPaseの機能
- 2012年8月号 上皮間葉転換(EMT)とRhoファミリー低分子量G-タンパク質の関与
- 2012年7月号 チューブリンの多重修飾:グルタミル化とグリシル化
- 2012年6月号 細胞接着のフィブロネクチン制御と原線維形成
- 2012年5月号 アクチン酸化サイクルの機能
- 2012年4月号 トラフィッキング:ArfとCdc42/Racの結合
- 2012年3月号 G-LISAを用いた心臓研究: 糖尿病性心筋症におけるRho経路に関する研究
- 2012年1月/2月号 FtsZ: 新たな抗生剤の標的となるチュ−ブリンホモログ
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