

SUMO化: 細胞骨格タンパク質の機能を調節するレギュレーター
はじめに
細胞骨格は繊維状の構造をもち、アクチンフィラメント・中間径フィラメント・微小管の3種類のポリマーのネットワークから構成されます。これらの相互作用は、細胞の形態維持や運動性、物質の輸送に関わり、細胞の恒常性の維持に必須です。また、細胞骨格ネットワークと関連タンパク質の非常に動的な性質により、外部および内部の刺激に対する、柔軟かつ迅速な細胞応答が可能になります。刺激に応答した細胞骨格タンパク質の機能や局在の変化は、緊密かつ迅速に調節されますが、その主な方法の一つに、高度な微調整を可能にする翻訳後修飾(PTM: post-translational modification)があります1-5。近年、タンパク質のリジン(K)残基のSUMO(Small Ubiquitin-related Modifier)化修飾が、様々な細胞プロセスの重要な調節機構として注目されています4,5。SUMO化は、ユビキチン化とは異なり、プロテアソームによる分解にはつながらず、細胞内局在、転写調節、クロマチン再構成、ストレス応答、有糸分裂の制御において重要な役割を担っています6。本稿では、代表的な細胞骨格タンパク質とその作用について解説します。
アクチンフィラメントとアクチン結合タンパク質
アクチンは、細胞の細胞質と核の両方で、最も豊富に存在するタンパク質の一つです。細胞質アクチンのSUMO化はまだ報告されていませんが、核内のβ-アクチンは SUMO-2/3 により特異的に修飾されます7。SUMO化されたアクチンは、フィラメント構造を形成できず、モノマーとして核内にとどまります。その機能的な役割はまだ確認されておらず、アクチンが核内でSUMO化されるのか、SUMO化されたアクチンが核内に輸送されるのかどうかは、明らかになっていません。また、アクチン関連タンパク質の多くがSUMO化を受けます。例えば、Rac1 は、肝細胞増殖因子(HGF)に応答して、SUMO E3 リガーゼ PIAS3(活性型 STAT3 のタンパク質阻害剤)を介して、SUMO-1 の標的になります8。GTP結合型 Rac1 は優先的にSUMO化され、活性型に固定された Rac1 は細胞移動を促進します。機序はまだ明らかになっていませんが、SUMO化により、Rac1とグアニンヌクレオチド交換因子(GEF: guanine nucleotide exchange factor)との相互作用が促進されるか、GTPase 活性化タンパク質(GAP: GTPase-activating protein)との結合率が低下してGTPの加水分解が抑制されるかの、いずれかであると推測されます(これは実験的に証明する必要があります)。Rho ファミリー GTPase の活性は、GEF や GAP によって調節される他に、RhoGDI(Rho GDP 解離阻害因子)によって負に制御され、不活性型 GTPase が隔離されます。RhoGDI と GDP結合型 GTPase の結合親和性は、K138 アミノ酸残基に SUMO-1が結合することで増加します。その結果、下流のシグナル伝達により、アクチンの重合、細胞骨格の形成、細胞運動が阻害されます9。
微小管と微小管結合タンパク質(MAP: microtubule-associated protein)
微小管は、細胞内で、他の細胞骨格とはかなり異なる役割を果たしており、アセチル化、チロシン化、リン酸化、SUMO化などの翻訳後修飾により広範囲に可逆的な修飾を受けます1,10。プロテオミクス解析によるスクリーニングの結果から、α-チューブリン および β-チューブリンはSUMOの基質であることが示唆されており、さらに実験により、α-チューブリンが SUMO-3 による修飾の標的であることが確認されています11。しかし、細胞内環境での、チューブリンのSUMO化による影響は、まだ確認されていません。 Cytoskeleton社でも、SUMO-2/3 アフィニティービーズ(品番: ASM24-beads)を用いて SUMO-2/3 濃縮実験を実施しましたが、検出には至らず、内在性のSUMO化α-チューブリンレベルは非常に低いと考えられます。 神経細胞で発現する微小管安定化タンパク質である Tau は、 SUMO-2/3 よりも SUMO-1 によって優先的に修飾されます12。リン酸化により、Tau の安定化作用(微小管への結合)が低下し、可溶性 tau (非結合型)が増加します。
コルヒチンによる微小管の脱重合、または、ホスファターゼ阻害のいずれかにより、 tau のSUMO化が増加するという結果から、可溶性 tau がSUMO化の優先的な標的であることが示唆されます。同様に、tau の過剰なリン酸化はSUMO化を促進し、反対に、tau のSUMO化は tau の過剰なリン酸化を促進します13。SUMO化とユビキチン化は tau の同じリジン残基(K340)を標的とすることから、SUMO化により tau のユビキチン結合部位が占有されることで、プロテアソームによる分解が回避されます13。ユビキチン化とSUMO化が競合するという考え方は、プロテアソーム阻害剤である MG132 で処理すると、tau がユビキチン化されて単量体 tau の量が増加する一方で、tau のSUMO化は抑制されるという報告によって裏付けられます12。タンパク質の機能を正反対に調節する、SUMO化の非常に興味深い例が報告されています。RNA結合性のシャペロンタンパク質である La は、モータータンパク質に結合し、順行性と逆行性両方の輸送能を示します(図1)。SUMO化されていない La は、ダイニンではなくキネシンに結合し、順行性輸送を行います。K41 残基がSUMO化されると、キネシンではなくダイニンに結合し、逆行性輸送が可能になります14。SUMO化により仲介される逆行性輸送は、結合していない La タンパク質のリサイクルに関与する可能性があります。このように、SUMO化は、La が核と神経細胞の軸索との間を双方向に輸送する際の分子スイッチとして作用しています。

図1 RNA結合性タンパク質 La による物質輸送の双方向の調節
A) SUMO化されていない La は、順行性に移動するキネシンに結合し、RNAを軸索の先端部に運ぶ。
B) SUMO化された La は、ダイニンに特異的に結合し、細胞体(核)に戻る。
まとめ
SUMOタンパク質が20年前に発見されて以来、多種多様な核タンパク質が同定され、広く研究されています。近年、細胞骨格タンパク質がSUMOの基質となる可能性があることがわかってきています。SUMOの標的タンパク質の同定は、修飾が可逆的で非常に動的であり、SUMO化されるタンパク質が少量であることから、実験に困難さを伴います。Cytoskeleton社では、SUMO化をはじめとして、ユビキチン化、アセチル化、チロシンリン酸化などの修飾が、標的タンパク質の機能や局在をどのように調節しているかを研究するためにご使用いただける、抗体や濃縮キットを販売しております。
参考文献
- Westermann S. & Weber K. 2003. Post-translational modifications regulate microtubule function. Nat. Rev. Mol. Cell Biol. 4, 938-947.
- Snider N.T. & Omary M.B. 2014. Post-translational modifications of intermediate filament proteins: mechanisms and functions. Nat. Rev. Mol. Cell Biol. 15, 163-177.
- Soppina V. et al. 2012. Luminal localization of α-tubulin K40 acetylation by cryo-EM analysis of fab-labeled microtubules. PLoS One. 7, e48204.
- Hay R.T. 2005. SUMO: a history of modification. Mol. Cell. 18, 1-12.
- Alonso A. et al. 2015. Emerging roles of sumoylation in the regulation of actin, microtubules, intermediate filaments, and septins. Cytoskeleton (Hoboken). 72, 305-339.
- Geiss-Friedlander R. & Melchior F. 2007. Concepts in sumoylation: a decade on. Nat. Rev. Mol. Cell Biol. 8, 947-956.
- Hofmann W.A. et al. 2009. SUMOylation of nuclear actin. Cell Biol. 186, 193-200.
- Castillo-Lluva S. et al. 2010. SUMOylation of the GTPase Rac1 is required for optimal cell migration. Nat. Cell Biol. 12, 1078-1085.
- Yu J. et al. 2012. RhoGDI SUMOylation at Lys-138 increases its binding activity to Rho GTPase and its inhibiting cancer cell motility. J. Biol. Chem. 287, 13752-13760.
- Song Y. & Brady S.T. 2015. Post-translational modifications of tubulin: pathways to functional diversity of microtubules. Trends Cell Biol. 25, 125-136.
- Rosas-Acosta G. et al. 2005. A universal strategy for proteomic studies of SUMO and other ubiquitin-like modifiers. Mol. Cell Proteomics. 4, 56-72.
- Dorval V. & Fraser P.E. 2006. Small ubiquitin-like modifier (SUMO) modification of natively unfolded proteins tau and alpha-synuclein. J. Biol. Chem. 281, 9919-9924.
- Luo H.B. et al. 2014. SUMOylation at K340 inhibits tau degradation through deregulating its phosphorylation and ubiquitination. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 111, 16586-16591.
- van Niekerk E.A. et al. 2007. Sumoylation in axons triggers retrograde transport of the RNA-binding protein La. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 104, 12913-12918.
Signal-Seeker™ キット
[商品詳細]
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Signal-SeekerTM Phosphotyrosine Detection Kit![]() |
CYT | BK160 | 30 ASSAY |
¥239,000 |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Signal-SeekerTM Ubiquitin Detection Kit![]() |
CYT | BK161 | 30 ASSAY |
¥239,000 |
パスウェイ解析用抗体
[商品詳細]
- アセチルリジン マウスモノクローナル抗体
- 翻訳後修飾されたアセチル化リジンを幅広く検出
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Anti Acetyl Lysine (Trial size), (Mouse) , 3C6.08.20![]() |
CYT | AAC01-S | 25 UL [1 x 25 μl] |
¥34,000 |
Anti Acetyl Lysine, (Mouse) , 3C6.08.20![]() |
CYT | AAC01 | 200 UL [2 x 100 μl] |
¥125,000 |
Anti Phosphotyrosine (Trial Size), (Mouse) , 27B10.4![]() |
CYT | APY03-S | 1*25 UL |
¥34,000 |
Anti Phosphotyrosine, (Mouse) , 27B10.4![]() |
CYT | APY03 | 2*100 UL |
¥125,000 |
Anti SUMO 2/3 (Trial Size), (Mouse) , 12F3![]() |
CYT | ASM23-S | 25 UL [1 x 25 μl] |
¥34,000 |
Anti SUMO-2/3, (Mouse) , 12F3![]() |
CYT | ASM23 | 200 UL [2 x 100 μl] |
¥125,000 |
Anti SUMO-2/3 (Trial Size), (Mouse) , 11G2![]() |
CYT | ASM24-S | 1*150 UL |
¥45,000 |
Anti SUMO-2/3, (Mouse) , 11G2![]() |
CYT | ASM24 | 2*200 UL |
¥125,000 |
Anti Ubiquitin (Trial size), (Mouse) , P4D2![]() |
CYT | AUB01-S | 1*25 UL |
¥34,000 |
Anti Ubiquitin, (Mouse) , P4D2![]() |
CYT | AUB01 | 2*100 UL |
¥125,000 |
活性測定アッセイ
[商品詳細]
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Rac1 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK035-S | 1 KIT [20 assays] |
¥124,000 |
Rac1 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK035 | 1 KIT [50 assays] |
¥269,000 |
Rac1 G-LISA(R) Activation Assay Kit, Trial Size![]() |
CYT | BK128-S | 24 ASSAY |
¥189,000 |
Rac1 G-LISA(R) Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK128 | 1 KIT [96 assays] |
¥302,000 |
抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Anti Cdc42, (Mouse) , 4B3![]() |
CYT | ACD03-S | 1*50 UL |
販売終了 |
Anti Cdc42, Human (Mouse) , 4B3![]() |
CYT | ACD03 | 2*200 UL |
販売終了 |
Anti Rac1 specific, sample size (Mouse) ![]() |
CYT | ARC03-S | 1*25 UL |
¥34,000 |
Anti Rac1 specific (Mouse) ![]() |
CYT | ARC03 | 2*100 UL |
¥125,000 |
Anti RhoA w/positive control (Trial size) (Mouse) ![]() |
CYT | ARH04-S | 1*50 UL |
販売終了 |
Anti RhoA w/positive control (Mouse) ![]() |
CYT | ARH04 | 2*200 UL |
販売終了 |
Anti Actin w/positive control, Human (Rabbit) Unlabeled![]() |
CYT | AAN01-A | 1*100 UG |
販売終了 |
Anti Actin w/positive control, Human (Rabbit) Unlabeled![]() |
CYT | AAN01-B | 3*100 UG |
販売終了 |
Anti Tubulin, Trial size (Sheep) ![]() |
CYT | ATN02-S | 1*25 UL |
¥40,000 |
Anti Tubulin (Sheep) ![]() |
CYT | ATN02 | 2*100 UL |
¥106,000 |
■ CYTOSKELETON NEWS バックナンバー
- 2020年10月号 紡錘体 - 可視化に向けた新規ツール
- 2020年8月号 細胞膜染色用蛍光プローブ
- 2020年4月号 生細胞におけるF-アクチンプローブ
- 2020年3月号 コロナウイルスと細胞骨格
- 2020年2月号 タウ(Tau)の将来性をMapping
- 2020年1月号 Rho GTPaseによる細胞遊走制御
- 2019年12月号 表現型プロファイリング:アクチンに焦点を当てたがん治療
- 2019年11月号 チューブリンの過剰グルタミル化、ミトコンドリア、神経変性
- 2019年9月号 細胞運動性を制御するために相互作用する膜張力とアクチン細胞骨格
- 2019年8月号 Rac1B、がん、およびRac1
- 2019年7月号 Rhoファミリー GTPases、神経可塑性、およびうつ状態
- 2019年6月号 アクチンメチオニン酸化: 動的制御の次の段階
- 2019年5月号 ミクログリアと神経変性疾患
- 2019年2月号 生細胞画像化に対するCNS疾患や障害
2018年
- 2018年12月号 アクチン細胞骨格とメカノトランスダクション(機械的シグナル伝達)
- 2018年11月号 軸索再生と細胞骨格
- 2018年10月号 ニューロンにおける微小管と極性
- 2018年8月号 Rab GTPase と 神経変性
- 2018年7月号 SUMO レスリング: バランスが全て
- 2018年6月号 なぜ K-Ras は発がん特異性を示すのか?
- 2018年5月号 治療標的としてのユビキチンプロテアソームシステム:チューブリンは関与するか?
- 2018年4月号 RhoファミリーGEFと樹状突起スパインの構造的可塑性
- 2018年3月号 βカテニンとTFC/LEF-1の翻訳後修飾による標準的なWntシグナル制御
- 2018年2月号 がん抑制遺伝子p53の翻訳後修飾による機能の調整
- 2018年1月号 自閉スペクトラム症におけるGEF Trioの役割
2017年
- 2017年12月号 プロフィリン: アクチン結合タンパク質の多機能な役割
- 2017年11月号 ミトコンドリアにおけるアセチル化:新たな考え方と治療への応用の可能性
- 2017年9月号 翻訳後修飾のアセチル化による微小管の安定化
- 2017年8月号 神経軸索におけるアクチンリングを基盤とした周期的膜骨格(PMS)
- 2017年7月号 E3ユビキチンリガーゼMdm2によるがん抑制遺伝子p53の翻訳後制御
- 2017年6月号 多能性幹細胞(PSC)での転写因子による翻訳後制御
- 2017年5月号 Arf6 GEF と癌細胞の浸潤・転移
- 2017年4月号 PTEN(Phosphatase and Tensin Homolog)による翻訳後制御
- 2017年3月号 Tau の翻訳後修飾: アルツハイマー病の治療標的
- 2017年2月号 樹状細胞の移動におけるアクチン結合タンパク質とF-アクチン
2016年
- 2016年11月/12月号 GEF を介した GTPase シグナル伝達の低分子阻害剤
- 2016年9月号 FtsZ タンパク質: 抗菌薬の新規ターゲット
- 2016年7月号 翻訳後修飾(PTM)は心臓病において細胞骨格タンパク質を調節する
- 2016年6月号 モータータンパク質キネシンと神経変性
- 2016年5月号 チロシンリン酸化は Rhoファミリー GTPase 活性を調節する
- 2016年4月号 Rac1と糖尿病: ポジティブな役割とネガティブな役割
- 2016年3月号 SUMO化: 細胞骨格タンパク質の機能を調節するレギュレーター
- 2016年1月/2月号 ビメンチン中間径フィラメント: リン酸化による調節
2015年
- 2015年8月号 タンパク質調節に不可欠な翻訳後修飾
- 2015年7月号 アクチン細胞骨格のライブセルイメージング
- 2015年6月号 有糸分裂に関わるタンパク質のSUMO化: 局在と機能
- 2015年5月号 Ras 癌の治療: 5つの有望なターゲット
- 2015年4月号 Ras 依存性の癌で注目される YAP1
- 2015年3月号 増刊号 統合失調症において遺伝子変異により誘導されるアクチン依存のシナプスの変化
- 2015年3月号 Ral GTPase を調節する翻訳後修飾
- 2015年1月/2月号 RhoA のリン酸化はシグナル伝達を調節する
- 2015年1月号 増刊号 微小管を不安定化する suprafenacine: 新規抗癌剤のリード化合物としての可能性
2014年
- 2014年12月号 増刊号 RhoA は心筋細胞におけるアクチン細胞骨格の再構成とグルコース取り込みを仲介する
- 2014年11月号 増刊号 樹状突起の形態形成: ドーパミンD1受容体 および Rho ファミリー GTPase による制御
- 2014年11月/12月号 GTPase 活性化アッセイ: アイソフォームの検出
- 2014年10月号 アルギニンの正電荷を消失させるシトルリン化
- 2014年9月号 キネシンサブドメインの探索
- 2014年9月号 増刊号 アクチン結合タンパク質コフィリンの S-ニトロシル化: 細胞移動に対する影響
- 2014年8月号 増刊号 原発性硬化性胆管炎における N-Ras 発現および活性
- 2014年8月号 SUMO化: 細胞骨格タンパク質を標的とした翻訳後修飾
- 2014年7月号 Sos/K-Ras 結合を介して Ras シグナル伝達を制御する新しい低分子阻害剤
- 2014年6月号 増刊号 頭頸部扁平上皮癌における microRNA-138 による RhoC のダウンレギュレーション
- 2014年6月号 Rho GTPase と活性酸素種: クロストークとフィードバック
- 2014年5月号 ミオシンのアセチル化はサルコメアの構造と機能を調節する
- 2014年4月号 リジンのアセチル化 - 多様な細胞プロセスの制御因子
- 2014年3月号 インテグリンを介したβ-アクチンの酸化還元制御: PDIの出現
- 2014年1/2月号 ダイニン: 一つのモーターが関わる複数の神経変性疾患
2013年
- 2013年11/12月号 ダイニン:チームとして強力に作用するモータータンパク質
- 2013年10月号 神経変性:Rhes、SUMO化、ハンチントン病
- 2013年9月号 モノユビキチン化:タンパク質調節のダイナミックなタグ
- 2013年8月号 Ras及びRhoのプレニル化による翻訳後修飾:癌創薬における役割
- 2013年7月号 アクチンが引き起こす膜突起による浸潤:コルタクチン
- 2013年6月号 アクチン修飾と細胞骨格
- 2013年5月号 微小管内部の実体
- 2013年4月号 神経変性におけるTauの多面性
- 2013年3月号 蛍光フィブロネクチンタンパク質を用いた特発性肺線維症の創薬
- 2013年1/2月号 樹状突起棘:発生におけるArf6の役割
2012年
- 2012年11/12月号 ミオシンの小分子モジュレーター
- 2012年10月号 Rhoファミリーパスウェイのユビキチン化と制御
- 2012年9月号 神経変性におけるRac1 GTPaseの機能
- 2012年8月号 上皮間葉転換(EMT)とRhoファミリー低分子量G-タンパク質の関与
- 2012年7月号 チューブリンの多重修飾:グルタミル化とグリシル化
- 2012年6月号 細胞接着のフィブロネクチン制御と原線維形成
- 2012年5月号 アクチン酸化サイクルの機能
- 2012年4月号 トラフィッキング:ArfとCdc42/Racの結合
- 2012年3月号 G-LISAを用いた心臓研究: 糖尿病性心筋症におけるRho経路に関する研究
- 2012年1月/2月号 FtsZ: 新たな抗生剤の標的となるチュ−ブリンホモログ
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について