神経変性におけるRac1 GTPaseの機能
神経変性疾患であるアルツハイマー病(AD)により、65歳以上の米国民のうち13%の人々が苦しめられており、ADを含めた認知症関連の費用は全世界のGDPの1%に相当します。ADは認知症の主因であり、樹状突起棘の減少と最終的な神経細胞死に関連した進行性の記憶力と認知機能の低下を特徴とします。既存のAD病理学マーカーとしては、アミロイドβタンパク質(Aβ)の細胞外凝集と、過剰リン酸化タウの細胞内凝集の2つが挙げられます1,2。ADの病理経過に関する最近の研究では、可溶性Aβ、シナプス機能障害、樹状突起棘の減少が、既存のマーカー以上に病気の進行と密接に関与していることが示されています3-5。
興奮性シナプスの原発部位であるため、樹状突起棘が神経伝達において必須となっています1,2,6,7。繊維状アクチン(F-アクチン)が神経棘の主要な構成要素であるように、神経棘の形態(上部の蛍光画像を参照)、運動性、安定性はアクチン細胞骨格ダイナミクスによって制御されています6,7。アクチンダイナミクスの主たる制御因子として、GTPaseのRac1は樹状突起棘の維持と再構成において重要な機能を有します8,9。Rac1、Aβ、Aβの前駆体タンパク質であるAPPが複雑な関係性を有していたとしても、何ら不思議はないはずです。Rac1はAPP転写発現10、APからAβへの切断11-13、APP切断産物の分泌を調節します14(図1.)。また、正常脳と比較してAD脳の海馬ではRac1タンパク質発現量が上昇しており15、ADモデルマウスの皮質ではRac1免疫反応性が上昇しています16。In vitroでは、Rac1活性に対するAβの作用について、上昇するとも17,18低下するとも19、相反するデータが報告されています。Aβ誘導性の上昇は、細胞膜局在性Racの増加によるアクチン重合の増加に相関します18。In vitroでの現象はAD動物モデルにおける同様の観察により確認されています19。Rac1は、Aβが関与する活性酸素種の生成とADの発病に影響する炎症カスケードに必須な構成要素でもあります20。Aβの他に、タウタンパク質もADにおいて凝集がみられ、この病状においても同様にRac1が関与していると考えられます。Rac1の構成型活性スプライスバリアントであるRac1bは、最近になりAD患者の基底核神経におけるタウのもつれ形成との関連性が見出されました。このような変性神経でのRac1b蓄積は認知機能障害の重症度に伴って上昇し、脂質代謝や細胞周期に関連する遺伝子発現の低下に相関します21。
図1. アルツハイマー病発症における、Rac1、p21活性化キナーゼ(PAK)、アミロイド前駆体タンパク質(APP)、アミロイドβ(Aβ)機能の相互作用の概要
予想いただけるように、AβはRac1のみならず、Rac1の直下流エフェクターである、p21活性化キナーゼ(PAK)にも作用します。AD患者脳とAD動物モデルの研究により、ADの初期では総および活性型PAKレベルが上昇していますが、対してADの中期から後期では総および活性型PAKレベルが減少している可能性が示されました21-24。このような減少には、アクチン結合タンパク質の発現と活性における病的な変化が随伴します1,2,22。AD患者と老ADマウスの脳では、正常脳と比較して、Rac/Cdc42複合体中の活性型PAKについて、細胞膜の広範囲にわたる局在がみられました23。このようなPAKの局在様式は、神経棘や樹状突起からF-アクチンが減少した培養神経細胞において、神経棘の減少と同様に観察することができます23。当然のこととして、薬理学的にPAKを阻害すると、成獣マウスにおいて記憶障害とアクチン結合タンパク質の病的な変化を引き起こします22(図1.)。PAKの変化がCdc42 GTPaseにも関与することも注目に値します。
神経変性に関与するRhoファミリーGTPaseはRac1に限りません。Rhoと下流エフェクターROCKの活性はAD研究における主要な研究対象で19,25-28、ROCKはAD治療の創薬ターゲットになると考えられています29。Aβは、神経伸長とシナプス形成の阻害に係るRho活性を上昇させます2。AD以外にも、RhoとRacの両者は神経変性疾患であるパーキンソン病における神経突起の伸長と退縮の変化につながる細胞プロセスに関与します30,31。
神経変性疾患におけるRhoファミリーGTPaseの機能について、GTPaseの濃度と活性化レベルを中心にさらなる研究を行う価値があることは明白です。Cytoskeleton社では、こうした研究に有用なRacおよびRhoの活性化剤、阻害剤、抗体に加え、活性化アッセイキットをご提供しております。
参考文献
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31. Zhou et al. 2011. Mol. Cell. Neurosci. 48, 29-37.
低分子Gタンパク質活性化アッセイ
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Rac1,2,3 G-LISA(R) Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK125 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
Rac1 G-LISA(R) Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK128 | 1 KIT [96 assays] |
¥302,000 |
Rac1 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK035 | 1 KIT [50 assays] |
¥269,000 |
Rac1 Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK035-S | 1 KIT [20 assays] |
¥124,000 |
Combo RhoA/Rac1/Cdc42 Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK030 | 1 KIT [3 x 10 assays] |
¥327,000 |
RhoA G-LISA(R) Activation Assay (absorbance)![]() |
CYT | BK124 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
RhoA G-LISA(R) Activation Assay (luminescence)![]() |
CYT | BK121 | 96 ASSAY |
¥302,000 |
RhoA Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK036 | 1 KIT [80 assays] |
¥269,000 |
RhoA Pulldown Activation Assay Kit![]() |
CYT | BK036-S | 1 KIT [20 assays] |
¥124,000 |
Rhotekin-RBD, PAK-PBD
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
PAK-PBD, Human![]() |
CYT | PAK01-A | 1*250 UG |
¥133,000 |
PAK-PBD, Human![]() |
CYT | PAK01-B | 4*250 UG |
¥354,000 |
PAK-PBD, agarose bead, Human![]() |
CYT | PAK02-A | 1*500 UG |
¥148,000 |
PAK-PBD, agarose bead, Human![]() |
CYT | PAK02-B | 4*500 UG |
お問い合わせ |
Rhotekin-RBD, Human![]() |
CYT | RT01-A | 1*500 UG |
¥154,000 |
Rhotekin-RBD on agarose beads![]() |
CYT | RT02-A | 2*2 MG |
¥218,000 |
Rhotekin-RBD on agarose beads![]() |
CYT | RT02-B | 6*2 MG |
お問い合わせ |
Gタンパク質調節因子
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Rho Activator II![]() |
CYT | CN03-A | 3*20 UG |
¥71,000 |
Rho Activator II![]() |
CYT | CN03-B | 9*20 UG |
¥200,000 |
Cell Permeable Rho Inhibitor (C3 Trans based), Clostridium botulinum , Unlabeled![]() |
CYT | CT04-A | 1*20 UG |
¥68,000 |
Cell Permeable Rho Inhibitor (C3 Trans based), Clostridium botulinum , Unlabeled![]() |
CYT | CT04-B | 5*20 UG |
¥224,000 |
Rho/Rac/Cdc42 Activator I![]() |
CYT | CN04-A | 3*20 UG |
¥71,000 |
Rho/Rac/Cdc42 Activator I![]() |
CYT | CN04-B | 9*20 UG |
¥200,000 |
Rho Pathway Inhibitor I (Rho Kinase (ROCK) Inhibitor Y-27632)![]() |
CYT | CN06-A | 5*10 UNIT |
販売終了 |
Rho Pathway Inhibitor I (Rho Kinase (ROCK) Inhibitor Y-27632)![]() |
CYT | CN06-B | 20*10 UNIT |
販売終了 |
Rho Activator![]() |
CYT | CN01-A | 5*10 UNIT |
¥71,000 |
Rho Activator![]() |
CYT | CN01-B | 20*10 UNIT |
¥254,000 |
Rac and Cdc42 Activator, Mouse![]() |
CYT | CN02-A | 5*10 UNIT |
¥71,000 |
Rac and Cdc42 Activator![]() |
CYT | CN02-B | 20*10 UNIT |
¥254,000 |
精製Gタンパク質
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Rac1 Protein: constitutively active, Human![]() |
CYT | R6101-A | 1*10 UG |
¥137,000 |
Rac1 Protein: dominant negative, Human![]() |
CYT | R17G01-A | 1*25 UG |
¥137,000 |
Rac1 His Protein: wild type, Human![]() |
CYT | RC01-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
RhoA Protein: constitutively active, Human![]() |
CYT | R6301-A | 1*10 UG |
¥137,000 |
Rho A His Protein: wild type, Human![]() |
CYT | RH01-A | 1*100 UG |
¥137,000 |
抗低分子Gタンパク質抗体
アクチンBiochem Kits™
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Actin Polymerization Biochem Kit, Rabbit![]() |
CYT | BK003 | 1 KIT [30-100 assays] |
¥288,000 |
G-Actin : F-Actin In Vivo Assay Kit, Mouse![]() |
CYT | BK037 | 1 KIT [30-100 assays] |
¥250,000 |
ファロイジン
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Acti-stainTM 488 phalloidin, Plant![]() |
CYT | PHDG1-A | 1*500 UL [300 slides] |
¥74,000 |
Phalloidin; Fluorescent Derivatives (Acti-StainTM 535), Rhodamine Isothiocyanate![]() |
CYT | PHDR1 | 1*500 UL [300 slides] |
¥74,000 |
Acti-stainTM 555 phalloidin, Mushroom![]() |
CYT | PHDH1-A | 1*500 UL [300 slides] |
¥74,000 |
Acti-stainTM 670 phalloidin, Plant![]() |
CYT | PHDN1-A | 1*500 UL [300 slides] |
¥74,000 |
■ CYTOSKELETON NEWS バックナンバー
- 2020年10月号 紡錘体 - 可視化に向けた新規ツール
- 2020年8月号 細胞膜染色用蛍光プローブ
- 2020年4月号 生細胞におけるF-アクチンプローブ
- 2020年3月号 コロナウイルスと細胞骨格
- 2020年2月号 タウ(Tau)の将来性をMapping
- 2020年1月号 Rho GTPaseによる細胞遊走制御
- 2019年12月号 表現型プロファイリング:アクチンに焦点を当てたがん治療
- 2019年11月号 チューブリンの過剰グルタミル化、ミトコンドリア、神経変性
- 2019年9月号 細胞運動性を制御するために相互作用する膜張力とアクチン細胞骨格
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- 2019年7月号 Rhoファミリー GTPases、神経可塑性、およびうつ状態
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2015年
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- 2015年3月号 Ral GTPase を調節する翻訳後修飾
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2014年
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- 2014年8月号 SUMO化: 細胞骨格タンパク質を標的とした翻訳後修飾
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- 2013年3月号 蛍光フィブロネクチンタンパク質を用いた特発性肺線維症の創薬
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- 2012年3月号 G-LISAを用いた心臓研究: 糖尿病性心筋症におけるRho経路に関する研究
- 2012年1月/2月号 FtsZ: 新たな抗生剤の標的となるチュ−ブリンホモログ
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